英語の構文って何だろう・・・・・
英語の単語も文法もやったのに長文が解けない・・。 単語や文法は見たことあるのに内容がうまく入ってこない・・ 文章が長くなるとどうしても解きづらくなる・・・
そんな悩みを抱えている人におすすめです。
✔本記事の内容
・構文・解釈ってなんだろう
・構文・解釈を学ぶことによるメリット
・実際の構文・解釈の勉強の仕方
・私が使用した構文・解釈の参考書
*2022年追記
この度、受験生の時に使っていた、スケジュール帳をもとにした、記事を執筆しました。内容は、受験生の時に使用していた参考書50冊ほどの使用時期と使用目的を1冊ずつ解説したものと、自分が何月にどの参考書をどのペースで行っていたのかを記載しています。詳しくは下記から覗いてみてください。
下記は実際に使用した世界史と古文の参考書です。他にも英語、国語なども1冊ずつ解説しています。
今回【早慶7学部合格】早慶に絶対合格するための勉強法【実体験の手帳などあり】として私の実体験と使用した50冊すべての参考書の解説付きの記事を完成させました。ぜひ見てみてください!
1 構文・解釈ってなんだろう
まず初めに構文・解釈がどういうものなのかを解説します。
構文というのは有名な例を挙げると It for to構文やtoo to 構文、so that 構文などを指します。
簡単に言うとに定型化された表現のことですね。
また、英文解釈は字が表している通り英文をかみくだいて理解しようというものです
このぐらいの簡単なイメージで大丈夫ですので持っておきましょう。
2 構文・解釈を学ぶことによるメリット
さて構文や解釈を学ぶことによるメリットはなんでしょうか?
それは日本語と異なる言語体系を持つ英語を正確にそして素早く理解するためです。
これは最初に理解しておく必要があるとても大切なことだと思います。
さて、例を挙げると
I gave him a watch for his birthday present.
これを日本語に訳すと 私は彼の誕生日に彼に時計をプレゼントした。
しかしよく見てみると語順が異なります。
日本語は 主語 副詞 人 物 動詞の順になっていますが
英語は 主語 動詞 人 物 副詞の順になっています。
ここで着目してほしいのは主語と動詞の位置です。ここに日本語と英語の大きな違いがあります。
西洋言語では主語の後に動詞が来ることが多いです。それに対して日本語は基本的に動詞が最後に来るのが特徴です。
ここをまず理解する必要があります。
英語の場合、主語の後にはほとんど動詞が来ます。ここが最初に英語学習者が戸惑うポイントの一つでしょう。
このような文章の構造的なものを理解するためにも構文や解釈を学ぶ必要があります。
これは簡単な文章での違いを説明したものです。しかし本物の文章はもちろんこんなにシンプルで簡単な文章ではありません。想像に難くないと思いますが、レベルが上がっていき文章が複雑で長く難解になったときにも必要になります。
(レベルが上がっていくにつれてしっかりと身についていないと全く何を言っているのかわからなくなります。)
自分自身、文構造などを軽視して単語のみやっていた時期がありました。なので、英文を多く読むにつれて難しい単語は使われていないのにもかかわらず読むことのできない文章が出てきました。
そこで、当時は非常に悩んだことを覚えています。
その時の原因はやはり文構造をしっかりと理解しておらず、自分の解釈で文章を読み、問題を解いていたことが原因でした。
その当時の盲点は、単語をかなり覚えているのでこんな簡単な文章だったら読めるという勘違いをしていたことでした。
なのであなたにはこのようなミスはなるべく起こさせたくないです。
このようなミスを防ぐためにも構文や解釈を学ぶ価値は大いにあります。
3 実際の構文・解釈の勉強の仕方
では構文・解釈を学ぶメリットを理解したうえで
どのように実際に進めていけばよいのでしょうか?????
もしこの記事を読んでないよって方はこの記事を理解してから先に進むことをおすすめします。
先に文法の記事の復習もかねてその中でもよく出てくるものを紹介します。
構文や解釈で特によく出てくるものは、関係詞、比較、省略、否定、倒置などです。特にこの5つは本当によく出てくる上に文章が複雑で難しくなります。
これらを見抜けないと文章の言っている意味が分からなくなり完全に迷子になります。難しい単元ですが一つ一つ理解していきましょう。文法で理解できたらそれを構文や解釈を学びながら長文の中で練習していきましょう。
インプットをしながらアウトプットをすることも非常に大切です。やはりインプットだけになるよりも長文の中でアウトプットしていったほうが記憶に残りやすいので定着も早くなります。
しかし文法のパートでも述べたように焦って長文に入る必要はありません。文法を85~90%理解できたあたりで開始していきましょう。
文法をちゃんと理解しているかどうかでその後の伸びも全然違います。
例えば文法を90%理解している人が構文や解釈をやった場合、
1~10で吸収率を表す場合 7~10理解できる可能性がありますが
もし、文法を40%しか理解していない状態で構文や解釈を始めたとしても
2~4ほどしか理解できない可能性が高いです。これではただ時間を無駄にしてしまうのでしっかりと吸収できる基盤を整えてから構文や解釈を始めましょう。
それでは構文の進め方を実際に解説していきます。
まず大きく分けて
・主語や述語などの把握
・関係詞を含む文章
・and or などの接続詞のつないでいる場所の把握
・省略 倒置 強調
・比較
・名詞構文や無生物主語
などに分類されるかなと思います。これらの項目は前述のとおり文構造をわかりにくくする悪魔です。なのでゆっくり退治していきましょう。
市販のものでよいので購入して一周一通り終わらせましょう。文法が身についている状態だったらそんなに理解するための時間はかからないと思います。
しかし理解するのと長文で見抜いて解くことができるかというとそれはまた別に練習が必要かと思います。なので理解できたら何度も同じ文章でよいので無意識でできるようにしていきましょう。
そうすると違う文章になった時も応用する力がつきます。これは何事にも言うことができますが、反復練習はとても効果があります。
そしてただ反復するだけではなく、考えて試行錯誤しつつやっていくとより良いです。2回目やるときと3回目にやるときでは気づきも異なると思うのでノートなどに軽くメモしておくと成長を感じることができると思います。
構文や解釈もゴールから逆算して考えると効率よく習得していけると思います。
約2週間から3週間で一周を終わらせたいので1日のタスクまで落とし込んでやっていきましょう。タイトなスケジュールではなくていいので自分がうまく進められて集中力が続く範囲で設定してください。
ただ理想を言うと1周目を2から3週間でおわらせたいですね。
その理由は1か月かかったとすると最初のほうは忘れている可能性が高いからです。そしたらまた1からやり直しでいつまでたっても覚えることができません。
そして最終的に投げ出して中途半端に終わり英語が苦手になっていくことが多いです。それを防ぐためにも多少きつめにしておくとうっすらとでも覚えている状態で2周目に入ることができます。
完全に忘れているか、うっすらとでも覚えているかは大きな差です。精神的にも作業量的にもうっすらとでも覚えていると大幅にプラスに働くのでなるべく復習を多めにするか早めに一周目を終わらせるのがいいでしょう。
4 私が実際に使用した構文や解釈の参考書
↓の三冊ですね。なるべく網羅したかったので3冊行いました。
いつかこの三冊のレビューもしようかなと検討しています。
もしレビューの要望などがあったら是非コメントで教えてください。
まとめ
・構文とは よく使われる定型化した表現のこと
・解釈は英文を分解していくこと
・構文や解釈をやるメリットは 日本語と異なる言語体系を持つ英語を正確にそして素早く理解するためです。
・実際の進め方は 構文や解釈で特によく出てくる、関係詞、比較、省略、否定、倒置などを重点的にやり、忘れる前に一周を回すこと。
今回は以上です。
少しでもお役に立てれば幸いです。
何かあったらコメントお願いします。 では英語学習一緒に頑張りましょう!
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