【慶應生が解説する!】英文法の勉強法 おすすめの参考書などの紹介

【慶應生が解説する!】英文法の勉強法 おすすめの参考書などの紹介
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英語学習を始めてみたけれど何から手を付ければいいのかわからない・・  
文法はどうすればいいんだろう。参考書も多いし項目も多くてどうすればいいのかわからない ・・

そんな悩みを解決します。

✔本記事の内容

・まず文法とは

・なぜ文法を学ぶのか

・実際の文法の進め方

・私がやった文法の参考書

*2022年追記 

この度、受験生の時に使っていた、スケジュール帳をもとにした、記事を執筆しました。内容は、受験生の時に使用していた参考書50冊ほどの使用時期と使用目的を1冊ずつ解説したものと、自分が何月にどの参考書をどのペースで行っていたのかを記載しています。詳しくは下記から覗いてみてください。

1 文法とは

・まず簡単に文法とはどういうものなのかということをイメージできるようにしていきましょう。

文法とは、文章のルールで単語の意味を決定する文脈を構成するものというイメージを持っています。単語が並んで文章になるときにルールを決めてそのなかで単語が意味を持ちます。 簡単なイメージでよいので持っておきましょう。

2 なぜ文法を学ぶのか

・やはり初めて文法を勉強する人は

「なんで文法なんて学ぶ必要があるんだろう」「単語さえ理解すれば十分」

というような疑問を持ったことでしょう。

私も最初はこのような疑問を持っていました。

しかし文法をある程度学んだあとに様々な文章を読んだ後に感じたことは文法はやっぱりやっててよかったなということでした。

ではどのような場面でそのように感じたかというと

主に

海外の友人、留学生や英語を話せる友人と英語で会話したとき

文章が難しくなってきたとき

試験で文法問題が出てきたとき(大学受験やTOEICのパート5など)

です。

1つずつ解説していきます。

1)まず海外の友人や留学生、英語を話せる友人と会話をするときです。

僕は海外留学生の割合が多い大学に所属しているので英語を用いてコミュニケーションを行うことが多いです。

そして留学生だけでなく、周りの友人も中学生のころに海外に住んでいた経験などがある人が多く、英語の運用能力が非常に高い人が多いです。

その方々と英語でコミュニケーションをとるときに文法をやっていてよかったと感じることが多いです。

まずしっかりした英語を話すことはコミュニケーションの相手である聞き手に対しての最低限のマナーだと感じています。

道端でたまたま海外の方に英語で道などを聞かれて英語が出てこずに単語の羅列だけで会話することはしょうがないかもしれませんが、友人との会話やビジネスなどで英語を運用していきたいと考えている人はしっかりと英語の文法を学ぶ必要があると思います。

ここで1つ注意してほしいことがあります。

コミュニケーションをとるときに文法のミスを気にしすぎる必要はないということです。先ほど述べたのは、初めから文法はいらないと決めつけて単語の羅列などの文法を軽視したコミュニケーションをとることをやめたほうがいいということです。

自分が覚えた単語や文法をどんどんトライしていくことは非常にすばらしいことですし大切なことなので継続していきましょう

2)つぎに文章が難解になってきたときです。

最初の初歩的な段階で背景知識のある文章に関してはある程度の単語力と推測力があればできるかもしれません。しかし少しずつ難易度が上がっていくとかなり厳しくなってきます。

難しくなればなるほど自分の持っている背景知識や単語力が追い付かない文章を読むことが多くなってきます。そしていちいち日本語で背景知識を調べた後に文章を読むのは時間の観点から見たときに大きく浪費してしまう可能性があります。

日本語→英語→日本語→理解 ではなく英語→理解という風に英語を英語で正確に理解できるようになることがより早く、より多くの情報を調べるために必要なことになってきます。

The New York Timesなどの政治や科学、医療などの記事を読むときには文法 単語 推測力などが必要になり、しっかりとした英語力をつけていることが英語を将来運用していくために必要なことだと感じています。

3) 試験で文法問題が出てきたとき(大学受験やTOEICのパート5など)

3つ目は試験で文法の知識を問う問題です。これらは中学受験や高校受験、大学受験 またTOEICなどの資格試験での出題もあると思います。

難易度的には英検でいうと準二級や二級になってくると文法を理解していないと長文を理解するのはかなり厳しくなってくると思います。

大学受験だと文法をやっていないとその時点で合格は難しいでしょう。 なぜならセンター試験では(来年からの共通テストもほとんど変わらないと思われる)文法の問題が単体で出てくるからです。(47点分)

また各大学の個別試験でも文法を問うような問題が単体の大問として出てくる可能性も大きく、そして大問でなくても長文の小問集合で出てくるときもかなりあります。

そのため文法を長文で生かすためだけではなく、文法問題に対応できるようにするために文法は学ぶ必要があると思っています。TOEICも同様だと思います。

そして英検や大学受験にあるようなessayや英作文を書く時にも文法は非常に重要になってきます。英検などには文法の採点の項目があり、やはり重要視されていることがわかると思います。

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3 実際の文法の進め方

今までになぜ文法を学ぶのかということが理解できたと思います。

それでは次に実際にどのように進めていけばいいのかということを解説していきます。

まず基本的な文法をさっと理解しつつ一冊の文法書を終わらせていきます。市販のものでよいのでさっと網羅されているものを購入して覚えていきましょう。

どの参考書でも

1 時制

2 完了形

3 助動詞

4 受動態

5 不定詞

6 動名詞

7 分詞

8 関係詞

9 比較

10仮定法

11否定 強調 倒置 省略 同格

12疑問詞

13接続詞

などが基本的に解説されていると思います。これらをまずは覚えていきましょう。

最初から一気に全部をやると終わりそうになった時に最初のほうのものは忘れてしまっている可能性が高いので、これらを分解していくとよいです。

例えば、1の時制から5の不定詞までを1週間で終わらせよう。

じゃあ、1日1章すすめて、4日目に3日目までの復習をしよう

7日目に今までの復習を一気にやろう。 これで5章まで進めたから同じように進めて約3週間くらいで13章まで終わらせよう。

みたいな感じでやってみるのがよいと思います。自分の中ではこれが一番効率よく忘れる前に覚えることができました。

ぜひ一度試してみてください。 もしやってみて もっとあなたに合ったやり方があったら、うまくやりやすいように変化させていってください

自分で考えて試行錯誤することはとても大切でその後の英語学習やあなたの人生において素晴らしい能力だと思います。

そして上の表で個人的に難易度が高くつまずきやすいのは

9章の比較と10章の仮定法や11章の否定や省略などだと思います。

もしそこでつまずいたとしても焦らずにゆっくりと進めていきましょう。

これらの覚える量は単語と比較すると非常に少ないと思います。一度習得してしまえば文法は忘れづらいし永遠と役に立ちます。

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4私がやった文法の参考書

↓のものが私が行った文法の参考書です。8冊ですね。

下から順にやっていきました。8冊もやる必要はないと思います。基本的なものが記載されている少し厚めの参考書を買ってさっと問題集とかで確認してみるといいと思います。

下から2つ目からは5つ目まではすべてアウトプット用の問題集です。大学受験の時にひたすらやりまくったのでほとんどすべての文法問題を網羅していました。

下から5つ目の問題集はとても難易度が高いです。東大や早慶上智などの問題が中心に集められており間違いやすい問題をだいたい洗い出せたと思います。

また上の3冊は英語で英語の文法を学びましたわかりやすい英語で簡潔に説明されていて非常によくできているなと感じました。ある程度の英語力があるひとなら読めると思うのでぜひ挑戦してみてください。目安としては英検2級ほどの実力があればすらすら読むことができると思います。

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まとめ

・文法とは文章のルールで単語の意味を規定するもの

・文法を学ぶ理由は相手への誠意を示すためや難解な文章を読むため、試験での出題もあるため。

・実際の文法の進め方はゴールから逆算して1か月、1週間、1日のタスクに落とし込む。そこから実際の文法の難易度や自分の知識を加味してうまく自分に合った方法を見つける

継続していく←非常に大事です。英語を習得するためには継続する必要があります。小さな目標からでいいので少しずつやっていきましょう。

今回は以上です。少しでもお役に立てれば幸いです。

一緒に英語学習を頑張りましょう!!

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